2018/04/06

第23回憲法改正を訴える街頭活動ご報告

第23回憲法改正を訴える街頭活動のご報告です\(^o^)/

 去る4月3日(火)、仙台市一番町平和ビル前にて午後1時より3時迄、美しい日本の憲法をつくる宮城県民の会による憲法改正を訴える街頭活動を開催致しました!

 この日は暖かく風もなく、お陰様で2時間の街頭活動で身体が凍えずに終えることが出来ました。

 冒頭に、自民党の宮城県議会議員(若林区選出)渡辺勝幸議員が駆けつけて下さり、マイクを取って訴えられました。
 お忙しい中、15分ほど熱く演説をなさった後、また走る様にして議会に戻られました。有り難い事です。(写真は3月の第19回のものです)

 議員は、憲法を時代に合わせて改善していくことは国際的な常識である事、そしてこの度の自民党が打ち出した4項目のたたき台素案の意義を分かり易く解説して下さいました。
 議員を紹介すると、歩行者は振り返り、演説にも耳を傾けているのが傍目にも分かります。

 政治のプロである議員の方が憲法改正について演説をされることは、市民、国民の意識改革にとって大変重要なことだと思います。

 「憲法は国の問題だから国会議員の仕事だ」とか、「国民投票対策は地方議員がやるべき」などに拘らず、国あっての地方、地方あっての国なのだから、憲法はオールジャパンで一致団結して取り組んでいくべきだと僭越ながら考えます。

 私達は憲法改正を語るプラットホームになるべく街頭活動を行っています。お近くにおいでの際には是非お立ち寄り頂けたらと思います。

 3月25日に示された自民党の憲法改正素案・たたき台4項目の要旨をポスターにして掲示し紹介しました。

 この日、親戚が自衛官だという人が、「自衛隊の地位を宙ぶらりんのままにして、大変な時だけ自衛隊頼みで守って欲しいというのはおかしいし、自衛官の待遇を改善しないと、なり手がなくなるよ。給料そんなに良くないんだから。」と話しかけて来られました。宙ぶらりんというのは、自衛隊が憲法違反かという事です。
 「今時、戦争をしたがっている自衛官や政治家なんているわけ無い。憲法を改正したら戦争になるというのは極端すぎるわよ」と正論を仰いました。
 また、「でもね、こういう話は友達や近所の人には出来ないのよ、変わり者だと思われて噂になるから。」との事。
 
  これは、米軍基地反対運動ばかりが大きく取り上げられる沖縄の言論空間と全く同じだと思います。実際の県民は、沖縄が地政学的に日本の防衛に重要だから米軍基地があるということを分かっているにも関わらず、マスコミ、政治家、県外から来た左翼運動家達が騒ぎ立てるから本心を口に出せない。

 憲法改正も、9条の会の人達は戦後一貫して「9条を改正したら戦争になる」と声高に訴え続けて来ました。「どういう改正内容か」と言うことは全く関係なく、一言一句でも改正しよう物なら日本は戦争になるという勢いです。
 そうなると「憲法改正に賛成という人は、戦争をやりたがっている人だ」という理屈になるわけです。
 普通の人は「戦争をやりたがっている人だと思われたくない」だから、「憲法改正に賛成」と言えなくなってしまうのです。
 
 これは、今の地方議員、国会議員にも同じ事が言えます。今でも有権者に憲法改正を訴える努力をされている議員さんは本当に少ないのが現状です。

 憲法改正を旗印に行動を起こすことを躊躇している議員さんに政治家を志した時の気持ちを思いだして欲しいと思います。「日本を、そして地元を良くする為のリーダーたらん」との志で立候補されたのだと思います。憲法改正を成し遂げたら、戦後体制からの脱却に歴史的一歩を踏み出すことが出来るのです。どうか、勇気を持って立ち上がって欲しいと思います。

 有権者は正しい方向に導いてくれる強いリーダーシップを待望していると思います。

 次回は、4月17日(火)午後1時~3時 
 仙台市一番町アーケード平和ビル前にて第24回憲法改正を訴える街頭活動を開催します。

渡辺勝幸県議会議員
※写真は、第19回の時のものです。