2026/08/12

正義を振りかざすアメリカ

 菅田代表提言 第46回

令和8年8月12日

宮城ビジョンの会代表 菅田彰人

 

アメリカ その2

正義を振りかざすアメリカ

 

前回アメリカは正義を振りかざすと書きましたが、もう少し掘り下げてみたいと思います。

アメリカはイギリスから独立した後、西へ西へと領土を拡大して行きますが、それは即ち原住民(ネイティブ・アメリカン)を虐殺して初めて可能だったのです。

初代大統領のワシントンは、

「原住民は人間の姿をしているがどちらかと言うと狼に近い」と語り、セオドアルーズベルト大統領は、

「原住民は絶滅を運命付けられている」と語っております。

何故こんな残酷な事が言えるのでしょうか。それは彼らには「白人でキリスト教徒で無ければ人間ではない」と言う強烈な人種差別意識があったからです。ですから日米戦争で日本中の都市を無差別爆撃し、無辜の女、子供、老人を虐殺してもさほど良心が痛まなかったのです。

当時のアメリカは「良い日本人は、死んだ日本人だけだ」と言っておりました。これはアメリカに限らずチャーチル英首相も同様でした。

マニフェストディスティニー(明白なる天意)と言う言葉をご存知でしょうか?これは、アメリカが世界に民主主義を広げる事は、神から与えられた使命だと考えているという意味です。独自の文化や民主主義の形態をもつ国々にとってはこれ程迷惑な話しはありません。

例えばアラブは昔から部族社会ですから、選挙で指導者を選ぶなんてやった事が無いのに、「アメリカ流にやれ」と押し付けるのですから混乱を招くだけです。

アメリカは「イラクに大量破壊兵器がある」と言い掛かりをつけて独裁者のサダムフセインを殺害し、百数十万人のイラク国民を殺害しました。ところがいくら探しても大量破壊兵器はみつかりませんでした。アメリカはそれでも全く反省しませんでした。

フセイン時代のイラクと現在のイラクでは、どちらがイラク国民にとって幸福でしょうか?フセイン時代は、女性は意外と自由でイスラム教の戒律もさほど厳格ではありませんでした。リビアも同様で独裁者カダフィ大佐時代の方が治安も安定していて良かったと言われております。


サッダーム・フセイン・アブドゥルマジード・アッ=ティクリーティー 
出典 Wikipedia


ムアンマル・アル=カッザーフィー 出典 Wikipedia


イラクのフセインは、
2000年に石油をドル決済からユーロ決済に変えた為にアメリカに潰されたと言われております。同様にリビアのカダフィ大佐も新しい通貨ゴールドディナールを構想した為にアメリカを含むNATO軍に潰されたようです。

幕末の安政の大獄の時、井伊直弼が最初に逮捕したのが勤王の志士梅田雲濱でしたが、彼は「墨夷(アメリカ)の事、神州の大患」(アメリカの件は、日本にとっての重大な災いである)と言っておりました。これは現在の日本にも当てはまると思います。何故ならアメリカは大東亜戦争において日本の多くの都市を無差別爆撃し、広島、長崎に原爆を投下したにも関わらず、中国と北朝鮮の核武装は認めても「日本にだけは核武装させない」と言っているのです。

更にはかつて半導体分野で圧倒的なシェアを持っていた日本に無理難題をふっかけてこれを潰しました。また日本の技術で戦闘機を作ろうとした時も圧力を掛けてきました。例を挙げればキリがありません。大切な同盟国である一方で、現在もアメリカは「日本の大患」である事に変わりは無いようです。菅田拝

 

補足説明

良い日本人は死んだ日本人だけだ

 この表現は、米海軍ハルゼー提督の言葉といわれていますが、19世紀のアメリカ西部開拓時代にネイティブ・アメリカンを虐殺した際に「良いインディアンは死んだインディアンだけだ」という言葉が既に使われており、アメリカの古い格言(スラング)だとも言われています。


ゴールドディナール

リビアの最高指導者カダフィ大佐が提唱したアメリカドルやフランス支配下のCFAフランに依存せず、金で裏付けられた統一通貨ゴールドディナールを導入し経済自立とアフリカ統合を目指した計画。

 

日本の核武装

日本の核武装を認めたアメリカ大統領は、アイゼンハワーとニクソンとトランプですがアメリカ国務省が大反対しました。国務省、司法省、FBIC IA等は闇の勢力と呼ばれる軍産複合体や国際金融資本等に支配されていると思われます。