2025/01/10

年頭提言 大転換の年

 新年明けましておめでとうございます。

 私は今年は世界が大きく変化するのではないかと思っております。まずアメリカの大統領に、トランプ氏が返り咲いた事が大きいと思います。前回バイデン氏が大統領になったのは、前代未聞の不正選挙で、GAFAM(Google、Apple、Facebook(現Meta Platforms, Inc.)、Amazon、Microsoft、5社の頭文字をとった呼び名)と言われる巨大なI Tグローバル企業は、皆バイデン支持でした。選挙時に情報の検閲が有った事も明らかになっております。しかし今回トランプ氏が当選すると、手のひらを返すようにトランプ詣でをしているようです。特にかつてリベラルの代表格だったザッカーバーグFacebookを2004年に設立した創業者であり、現在Metaの会長兼CEO)はトランプ氏の暗殺未遂事件を見て感動し、自社のプラットフォームを右傾化してトランプ政権に取り入る姿勢を強めたようです。

合衆国次期大統領ドナルド・トランプ氏


 また民主党議員の中には、余りにも腐敗していて戦争をやりたがる民主党に嫌気が差して、共和党に鞍替えした人もおります。ロバート・ケネディ・Jrは、民主党から大統領選挙に出馬するつもりでしたが、無所属への転向を余儀なくされ、バイデン大統領との討論会にさえ出る事が出来ずその後大統領選から撤退しトランプ氏の支持を表明しました。これが民主主義大国アメリカの実態です。

 トランプ氏支持のアメリカ国民は、大手マスコミを信用していないようです。それはワシントンポストの大赤字となって表面化しました。

 ヨーロッパでは極右政党(大手マスコミの呼び方。私はまともな政党と思っています)の躍進が顕著になってきました。それは移民による治安の悪化が限界を越えたからです。

 このように世界は滅茶苦茶な状態になっています。世界の人々は何かが狂っていると感じております。

 何故これ程までにグローバリズムが叫ばれるのでしょうか。それは、世界経済フォーラム(ダボス会議)が目指す、世界統一政府を造るためです。全世界の人々をコントロールするには、国境や宗教それから家族などの共同体は邪魔なのです。かつて世界経済フォーラムのクラウス・シュワブ会長は、「将来、私有財産を無くす。」と言っておりました。それからシュワヴ会長は「各国の政府は我々の方針に従うべきだ。」とも発言しております。

世界経済フォーラム 創設者・理事会会長 クラウス・シュワブ

 以前プーチン大統領はダボス会議に参加して、「世界統一政府に反対する。我々は歴史や文化を大切にする。」と述べました。だからトランプ氏や故安倍晋三元総理と仲が良かったのです。

 次回、この件に関してもう少し深掘りしたいと思います。

菅田拝