この日は、昨年の5月に活動を開始して以来最も寒い日となりました。
署名を求め、チラシを配布する手はかじかみ、体の芯まで冷えましたが、熱く訴えさせて頂きました。
最初に、A.Tさんが自民党の憲法改正推進本部のとりまとめを受けて原稿を作成し、緊急事態条項について訴えました。
『自民党は、昨年12月に公表した論点整理で、緊急事態条項に関して
(1)国会議員の任期の延長や選挙期日の特例などの明記
(2)政府への権限集中や私権制限も含めた条項の規定
の両論を併記してましたが、今月26日の役員会で、私権制限は国民の理解を得られないとして(2)をけずりました。
本当にこれで良いのでしょうか?
東日本大震災のとき、ガソリン不足でついに救急車すら動けなくなりました。
病院に行けず亡くなられた方、灯油がなく凍えて病状が悪化して亡くなられた方がおられました。
その後も長らくガソリン不足が続き大変でしたよね。
実は「災害対策基本法」に基づく災害緊急事態を布告して燃料などの物資統制を行えば、ああまで被災地が燃料不足に苦しむことはなかったのです。
しかし当時の管政権は、単なる法律に基づいて私権を制限したら、後で、私権を保障した憲法に違反したと批判されることを恐れ、これを行いませんでした。
(2)をこのままけずってしまえば、いくら災対法を充実させても次の大災害ではまた同じことが起こるでしょう。
私権制限ができなければ、規模と場所によってはもっと悲惨な状況になるでしょう。
私達は、あきらめずに緊急事態条項の必要性を訴えてまいります。』
緊急事態条項に対して個人の権利を一時的に制限することに対して公明党の一部から反対意見があると、新聞記事にありました。国会議員の方々には信念を持って議論を進めて頂きたいと思います。
また、A.Tさんのレポートより
「 男子高校生が、護憲団体9条の会に署名してたので「反対側の意見も読んでみて」とチラシ渡してちょっと話したら『武器もつの反対だから憲法変える必要はないと思う。日本は核兵器くらいは持つべきだと思うけど』と言われ、『うーんそれって、実は君改正派じゃないの?』と思ってしまいました。信号が変わり一緒にいた友達が先に行っちゃったのでそれ以上は話せませんでしたが。
若い子達が、あまりに憲法改正問題がいかに自分達の人生に影響する重大なことであるか知らなすぎること、自分でちゃんと考え後悔しない行動をとれるだけの情報を学校からもマスコミからも得られてないことに愕然とすることがあります。
あの子達が、近い未来で、『なんでこうなった?なんで教えてくれなかったんだよ!』と嘆く姿は見たくないです。
これからもめげずに最後まで出来る事をしていきたいとおもいます。」
余りの寒さで、写真撮影を忘れてしまいました。申し訳ありませんm(_ _)m
次回は、2月6日火曜日午後1時~3時に一番町平和ビル前にて開催します。