最新行事案内 第60回歴史講演会

第60回歴史講演会

 国難から日本を救った大偉人
聖徳太子

 と き 令和6年11月24日(日)
 ところ エスポールみやぎ 1階多目的ホール 地図 
     無料駐車場有り
 参加費 一般1,000円 学生無料
 主 催 宮城ビジョンの会(事務局 022-285-3383)
   後 援 宮城県教育委員会・仙台市教育委員会 
 ◆お申込みはこちらから

チラシをクリックするとダウンロードできます

講師:岡田幹彦氏
(日本政策研究センター主任研究員)
■プロフィール
昭和21年北海道生まれ。学生時代より日本の歴史、人物の
研究を続け、月刊『明日への選択』に人物伝を連載中。
「歴史街道」「歴史通」などにも寄稿。全国各地で歴史人物の
講演活動を行う。著書『東郷平八郎』『乃木希典』『小村寿
太郎』(展転社)『日本の誇り103人』『日本の偉人物語シ
リーズ』(光明思想社)『西郷隆盛』(明成社)他多数。

「第六十回歴史講演会」のご案内
                      
謹啓 実りの秋を迎え、貴方様には益々ご清祥のこととお慶び申し上げます。
 さて、今月二十七日には自民党総裁選の投票が行われ、自民党新総裁と事実上の次期総理大臣が決まります。果たして誰がなるのか。皆様の下にこの案内状が届く頃には決まっていると思いますが、中国・北朝鮮・ロシアという世界で最も危険な国々からわが国の主権と独立を守り、首都直下地震や南海トラフ巨大地震などの大規模災害から国民の生命と安全を守り、初代神武天皇以来百二十六代男系で受け継がれてきたわが国の皇室の伝統をお守りし、わが国の基礎的共同体としての家族の解体を目論む、選択的夫婦別姓やLGBT・同性婚推進勢力から大切な家族を守る人物が、自民党総裁となり次期総理大臣に選出されていることを切に念願する次第です。

 ところで、歴史講演会で毎回ご講演を頂いてる岡田幹彦先生は、そのご著書の中で古代日本を代表する二大偉人として「聖徳太子」と「空海」を挙げています。そこで、前回の歴史講演会では「弘法大師・空海」をテーマにお話して頂きましたので、今回は「聖徳太子ー国難から日本を救った大偉人」をテーマにお話して頂くことにしました。聖徳太子を知らない方はいないと思いますが、聖徳太子が何故偉人中の偉人なのかを知る人は少ないと思います。そこには古代日本最大の国難がありました。その国難とは、当時朝廷において権勢をほしいままにし、横暴、驕慢、不忠の限りを尽くしていた豪族、大臣(おおおみ)・蘇我氏の存在でした。蘇我氏は稲目(いなめ)の時代に勢力を伸長し、娘二人を第29代欽明天皇の皇妃として一大豪族となり、息子の馬子(うまこ)のときに政敵であった物部守屋を討ち滅ぼして朝廷の実験を握り、ついに皇位継承の実質的決定権まで握るようになりました。蘇我馬子の犯した罪悪はそれだけではありません。部下を使って第32代崇峻天皇を弑逆(しいぎゃく)したのです。これは天皇への大逆であり、臣下として絶対に許されない悪逆非道の行為でした。それは建国以来わが国にとって最大の危機であり国難でした。そして、聖徳太子が第33代推古天皇の摂政になったのは、崇峻天皇が殺害されてわずか一年後のことだったのです。

 岡田先生はご著書『日本の偉人物語9』の中で、「これが聖徳太子の生まれ合わせた頃の時代背景である。太子は法隆寺を代表する飛鳥時代の華やかな文化的指導者でも単なる仏教奨励者でもなく、かつてない危機・国難の時代の指導者であったのである。蘇我一族による国体破壊の空前の危機の時代に、聖徳太子が出現したという大前提をしっかりと頭に入れておく必要がある。」 と述べています。聖徳太子はこの国難、危機から如何にしてわが国の国体を守り抜いたのか。それが今回の講演会の最大のテーマであり、迫り来る国難から日本を守るという意味では現代にも通ずるテーマでもあると言えます。皆様には岡田先生のお話を聞いて頂き、先人たちが命をかけて護り抜いてきたわが国の歴史に触れて頂きたいと存じます。

【参加申し込み方法】
 一.参加ご希望の方はチラシ裏面記載のFAX、又はQRコードの申込フォームからお申込みください。
 一.参加費は同封の振替用紙でご入金頂くか、当日受付にご持参ください。
 一.歴史講演会は皆様の協賛金で成り立っています。参加費とは別にご協賛頂ける方は同封の振替用紙で、協賛金(一口千円何口でも可)のご協力をお願い致します。
 一.協賛金のみで不参加の方は、その旨振替用紙にご記入ください。

 末筆ながら、貴方様の益々のご健勝とご活躍をお祈り申し上げます。
                             敬具
  令和六年九月吉日
                            宮城ビジョンの会   代表世話人 菅田彰人