2017/09/06

第9回「憲法改正を訴える街頭活動」のご報告

 北朝鮮のミサイル、核実験の危機に曝された直後の9月5日(火)、仙台市街地で憲法改正を訴えさせて頂きました。
 仙台市民の反応には危機感をつのらせている様子は殆ど感じる事が出来なかったのですが、我々のチラシを読んで「全くその通り」と意見を伝えてくれたり、家族条項の訴えに対して女性が反応し、次々とチラシを受け取ってくれたり、「孫のために」と署名してくれた年配の女性などがいらっしゃいました。そして、なんと、わざわざ差し入れをして下さった同志の方がおり、感激いたしました。
 次回は、9月19日(火)です。







 街頭活動の時のある人との会話

老婦人「私は共産党でも何でも無いから、私の言うことに耳を傾けなさい」

私 「はい、なんでしょうか?」

老婦人「私は軍隊が大嫌いなの。戦争をしては絶対に行けないと思うのよ」

私 「私も、戦争にならないように思っていますよ。」

老婦人「だったら、憲法を変える必要は無い。国際社会では、侵略戦争をしてはいけないという取り決めになっているのよ。もし何か起こったら、国連の多国籍軍が守ってくれるから、そんな心配はないのよ」

 私は、国連には敵国条項があって日本はそれに該当すること、尚且つ中国が常任理事国で拒否権を持っているから、国連軍が日本の国防の為に多国籍軍を派遣することはあり得ないこと等を彼女に告げました。

 すると、その老女は「そんな事、知ってます。わたしは68年も生きているのよ。中国は日本を侵略したって損なだけだから侵略はしないわよ。」と持論を展開し始めました。

 私は、「あなたの言うことは夢想で、全く現実味がありません」と言うと、私に「貴方は勉強が足りないわ、もっと勉強しなさい」と言ってきましたので、同じ言葉をお返ししますといって、議論を終えました。

 後で冷静に考えると、彼女の根底にあるのは「軍隊が大嫌い」という事。では、多国籍軍が日本に入ってくることは何故許せるのか?

 これらは、戦後の「日本軍がアジア各国で残虐行為をした」という嘘の宣伝工作を信じ込んでいる事の弊害であり、60代70代の老人にそういう人が多いと感じます。
 戦後生まれで、尚且つインターネットを見ない、テレビや朝日新聞、公立の図書館が情報源の人達です。

 彼等は世界で日本軍ほど軍紀が厳しく犯罪が少なく、一般人を戦争に巻き込むことをしない軍隊は無かった。だから戦地の原住民の人々は、日本軍が駐屯すると治安が良くなるので諸手を挙げて喜んだという事実を知らない。軍紀が厳しいと言うことは、民間人を巻き込んだり婦女暴行や略奪をしないということであり、日本以外の軍隊は、将兵のストレス解消の為にそれらの悪事を見て見ぬ振りをしていたので、やりたい放題だった。外国の軍隊が日本に入ることの方が空恐ろしい事だという事実を知らない。

 日本軍の軍紀が厳しいのに、何故それが統制されていたのかというと、「日本軍は皇軍(天皇陛下の命で国のために戦う軍隊)だ」という誇りがあったからです。
 今でも、日本の自衛隊は世界中で最も規律正しく優秀な軍隊です。

 ミサイル危機に瀕していても、長年洗脳され続けた呪縛は解けないという事を痛感しました。これからも訴え続けます。


2017/09/05

古森義久氏の「高まる北朝鮮の脅威 憲法改正急げ」に我が意を得たり

 正にわが意を得たり、と思う投稿がヤフーニュースに載っていました。古森義久氏の「高まる北朝鮮の脅威 憲法改正急げ」です。
  古森氏は北朝鮮の暴挙に対して、わが国の防衛はアメリカのトランプ大頭領に電話をかけることなのかと言う。8/29の弾道ミサイル発射の時も、9/5の核実験の時も、わが安倍首相は「断じて容認できない」と非難した後、トランプ大頭領に電話をかけ会談をすると言うのである。
  又、「国際社会と連係して断固たる対応を取る」とも言う。出てくる言葉は、みなアメリカや韓国などとの連係、中国やロシア、さらには国連との連係だと言うのだ。つまり、日本の対応はみな、よその国との連係なのだというのである。この点がアメリカや韓国とも決定的に違う。アメリカも韓国も最悪の事態の場合、実力で北朝鮮の核やミサイルの攻撃能力を防ぐ手段を有しているが、日本にはそれがない。だから、他国を頼るしかないのである。要するに、全て他国任せだというのだ。至言である。
  戦争をしてでも自国の要求や野望を達しようという国は、その相手国が防衛や抵抗をしなければしないほど、侵略的となる。抑止力や反撃能力の少ない相手に対してほど、戦争を仕掛けることが容易となる。だから北朝鮮は日本を仮想敵として、危険な行動を次々に仕掛けて来るのだ。
  古森氏は言う。北朝鮮の危険な行動を抑えるためには、こちらも軍事力を高めることが効果があると。ところが、日本にはそうした自衛のための抑止力の強化さえも、「平和憲法」なる非武装大典によって禁じられているのである。今目前に迫った北朝鮮の脅威に対抗するためにも、自国の防衛を自縄自縛するアメリカ製憲法を変えることが急務であると言うのだ。
  正鵠を得た指摘だ。
 その意味で、憲法に自衛隊の明記を目指す9月9日(土)の「第5回憲法を考える県民の集い」には、ぜひ大勢の皆様に参加してほしいものです。 古森氏の記事全文は以下で読む事が出来ます。  某世話人

高まる北朝鮮の脅威 憲法改正急げ 
                 
古森義久氏プロフィール 


産経新聞ワシントン駐在客員特派員。
1963年慶應義塾大学経済学部卒業後、毎日新聞入社。72年から南ベトナムのサイゴン特派員。75年サイゴン支局長。76年ワシントン特派員。81年米国カーネギー財団国際平和研究所上級研究員。83年毎日新聞東京本社政治部編集委員。87年毎日新聞を退社して産経新聞に入社。ロンドン支局長、ワシントン支局長、中国総局長、ワシントン駐在編集特別委員兼論説委員などを経て、2013年から現職。2010年より国際教養大学客員教授を兼務。2015年より麗澤大学特別教授を兼務。『日中再考』『オバマ大統領と日本沈没』『憲法が日本を滅ぼす』『「無法」中国との戦い方』など著書多数。

北朝鮮が認めた電磁パルス(EMP)攻撃も可能な多機能弾道の開発

 9/3北朝鮮が水爆実験を行いました。核弾頭を小型化して弾道ミサイルに装着するための実験ですが、朝鮮中央通信はわざわざ金正恩が小型化した核弾頭を視察した画像まで流して水爆の保持を世界に知らしめました。
 核弾頭を積んだICBMの攻撃はもちろん脅威ですが、もっと注意しなければならないのは、同通信が電子機器を麻痺させる電磁パルス(EMP)攻撃も可能な多機能弾道を開発したということを公式に認めたことです。
 韓国の世宗研究所の鄭成長統一戦略研究室長は、韓国上空で20キロトン級のEMP弾が爆発すれば、ソウルを含む広域にわたって電力施設などインフラが破壊されると分析しています。
 元陸上自衛隊化学学校長の鬼塚隆志氏によれば、EMP攻撃は「高高度(上空約30㎞~400㎞)で核爆発を起こすことで強烈な磁場を発生させ、地上にある電子機器の機能を瞬時に破壊する」のだそうです。東京上空135㎞で10キロトンの核爆発(広島型原爆は15キロトン)が起きると、被害地域は半径約1300㎞。沖縄などを除く日本列島ほぼ全域のインフラがストップし、復旧が長引けば死傷者は数百万人に達するそうです。GPSや携帯電話どころか、電気が全てストップする世界が現出するということです。
  ジェームズ・ウールジー元米中央情報局(CIA)長官は、全米規模の電力システムの崩壊があった場合、復旧に数年を要し、食料や燃料、あらゆる物資の欠乏と衛生確保が困難になることから飢餓と疫病は免れず、一年後には90%が死亡すると予測しています。
  つまり、北朝鮮は人間を一人も殺さす、しかも戦わずして、どんな相手国をも降伏させる手段を獲得したということなのです。今回の実験で高高度電磁パレス(HEMP)攻撃の実用化が一段と近づいたとすれば、北朝鮮の脅威は更に増大したと言えるでしょう。
  日本は如何にして北朝鮮の脅威に対抗するべきなのか。
 もはや抗議や制裁の段階ではなく、わが国防衛の具体策を早急に検討すべきだと思います。
 「平和を唱え、武器を捨て、話し合いで戦争を避けることが出来る」という夢想が、現実の国際社会では通用しない、日本だけが国際常識からかけ離れており、丸腰の状態である事に一刻も早く全国民は目覚めるべきです。
 今日もまた北朝鮮の弾道ミサイル発射の兆候が報じられています。風雲急を告げています。
 9月9日の「第5回憲法を考える県民の集い」に皆様是非ご参加ください。
                    某世話人
以下の動画がEMPを分かり易く解説しています。


2017/09/02

月刊誌「正論」10月号に用田和仁先生の論文掲載

 月刊誌「正論」10月号に、県民の会で講師にお迎えする
用田和仁先生の論文が掲載されています。


「北朝鮮は我が国の脅威ーアメリカ頼みでいいはずがない」です。
 
 その中で米国の「北朝鮮殲滅作戦」発動は時間の問題だ、という極めてショッキングな内容が書かれています。中国は北朝鮮に手を焼いており、米国が北朝鮮の各施設を攻撃しても、もはや中国は介入しないというものです。


 米国、中国は北朝鮮無き後の統一朝鮮も視野に入れているとの話しです。

 用田先生はその事も踏まえて、この際日本は北朝鮮の対策を踏まえて、中国への防衛対策も整備することが必要だとの緊急提言をしています。

 9月9日(土)の「第5回憲法を考える県民の集い」は北朝鮮、中国に対するわが国防衛のシナリオを、用田先生から直接聞ける絶好のチャンスですので、皆様是非ご参加ください。