2023/06/09

怖〜い「一神教」の神様

 菅田彰人代表提言 第5回 

  

代表世話人 菅田彰人

令和5年6月9日

 




世界には沢山の宗教が有りますが、「一神教」はユダヤ教とキリスト教そしてイスラム教の3つです。これら「一神教」の宗教に共通する聖典が旧約聖書です。

 旧約聖書にはモーゼがユダヤ人をエジプトから脱出させる話などが書かれています。モーゼは神様からユダヤ人に与えられた 「カナンの地」 に入る前にヨシュアに後を託します。ヨシュアがカナンの地に入ろうとすると、既に沢山の他民族が住み着いていました。これを神様に報告すると、なんと「異民族は皆殺しにしろ」と命令されるのです。ヨシュアは命令通り、老若男女を問わず異民族を皆殺しにします。これが善であり、神様の命令に逆らえばそれは悪になります。命令に違反すればユダヤ民族が神様に皆殺しにされるかもしれないのです。これは日本人にはとても理解出来ません。

かつて西欧列強は世界中を植民地にして有色人種を搾取しまくりました。イギリスの植民地インドでは、2000万人の餓死者が出ました。世界中の植民地ではこの様な事が沢山起きたのです。キリスト教徒にとって異教徒は人間では無いので、人権は無く殺しても罪の意識は無かったのです。これは一神教的な考えから出た行動です。

 しかし最近の欧米人は。一神教の考え方では人類は幸福になれないのではないかと思うようになっているようです。フランスの碩学アンドレマルローは日本を深く研究した結果「世界を救うのは日本だ」という結論に達します。彼は一神教の聖地エルサレムには行かず、日本の伊勢神宮に参拝したのです。

 私は他宗教を攻撃するつもりは更々有りませんが、世界が日本的な考え方を少しでも取り入れてくれたなら、世界はもっと平和になると思っております。それには先ず日本人が神武天皇の建国の精神と縄文時代からの日本文化を正しく理解し、日清、日露、大東亜戦争の大義を正しく学ぶ事が肝要と考えます。

日本が統治した朝鮮と台湾、そして日本が建国した満洲国は他国の植民地と全く違い、隆々と栄えました。日本は自国の利益だけで無く、他国や他民族との共存共栄を理想としたからです。日本の和の精神、調和を重んじる精神は、日本人にしか世界に発信出来ないのです。

                 菅田拝