宮城ビジョンの会は、「教科書贈収賄問題」について、二つの取組に賛同し、協働しています。
是非、ご協力下さい!
1、「教科書贈収賄問題」これまでの経緯
①三省堂などが検定中の教科書を教員等に見せて謝礼を渡していたことが発覚し、調査の結果全22社の内12社が検定中の教科書を教員等5,147人に見せ、内10社が3,996人に謝礼として数千円から5万円の金品を渡していたことが明らかになった。
②教員等への金品提供が確認されたのは、東京書籍(2,245人)、教育出版(1,094人)、光村図書(463人)、大日本図書(83人)、三省堂(53人)、数研出版(27人)、学校図書(20人)、日本文教出版(12人)、教育芸術社(5人)、啓林館(4人)、開隆堂、育鵬社は閲覧行為だけだった。
③宮城県でも東京書籍、光村図書の2社から40人がお金を受け取ったことが判明。内16人が教科書選定用資料を作るなど採択に関わっていたにも関わらず、県教委は議事録などから特定の教科書が有利になるような関与、発言はなかったと結論づけた。
④3/31、文科省は今回の調査結果を踏まえ、特定の教科書会社と関係する人を調査員などに選任することは「不適当」と明記した通知を各都道府県教育委員会に発出した。
(①②1/22産経ニュース、③3/16毎日新聞、④4/1産経新聞)
2、「つくる会」「告発する会」が教科書会社を刑事告発
地方公務員である教員が、少額とは言え教科書会社から謝礼や物品を受け取っていたことは明らかに「贈収賄」であり、「犯罪」と言えます。特に、子供達に善悪を教える立場にある教員としてはあるまじき行為であり、これを県教委の聞き取り調査を持って「お咎め無し」で「一件落着」とすることは、許されることではありません。
そのため、「新しい歴史教科書をつくる会」が教科書会社10社を「贈収賄」で東京地検特捜部に刑事告発し、大阪では有志により「教科書採択構造汚職を糾弾し、告発する会」が設立され、大阪地方検察庁に教科書会社を刑事告発することになりました。
3、「要望書」と「嘆願書」のご協力を
①「要望書」の郵送
「新しい歴史教科書をつくる会」が自民党の谷垣幹事長、稲田政調会長宛に提出した、自民党の国会議員が国会で全容解明のための徹底調査と、「該当する教育委員会の採択の無効化とやり直しの検討」や「謝礼を受け取った当事者の氏名公表と処分」などの要望について早急な実施を求める「要望書」の提出にご協力下さい。要望書に「住所」「お名前」「電話番号」をご記入の上、下記までご郵送をお願い致します。
〈郵送先〉自由民主党本部政務調査会宛
〒100-8910 東京都千代田区永田町1-11-23
◆要望書はこちらからダウンロード出来ます
②「嘆願書」の郵送
大阪で6人が発起人となり「教科書採択構造汚職を糾弾し、告発する会」を設立しました。
そこでは、「嘆願書」を作成し、1,000名の署名を集めて大阪地方検察庁に刑事告発すること
になりました。1枚に5人の名前を署名することができますので、嘆願書に「ご署名」「捺印」
の上、下記までご郵送をお願い致します。
〈郵送先〉南木隆治様宛
〒580-0022 大阪府松原市河合2-6-6
電話072-333-3947
◆嘆願書はこちらからダウンロード出来ます
※参考ブログ、動画
*和田政宗参議院議員が国会で質問されています。
*「日本のこころを大切にする党」前衆議院議員三宅博氏がチャンネル桜で報告されています。ご覧下さい。