菅田彰人代表提言 第11回
令和5年9月28日
これがプラスイメージに転じたのは、ウィルソン米大統領が、第一次世界大戦の時における対独宣戦布告文に書いた「この世界をしてデモクラシーが住み良い所にするために。」と言う宣言からでした。
民約論を書いたルソーは、「君主と人民に利害対立のない国家、つまり『君民共治』が理想だがそんな国は存在しないから、自分は次善の策として民主主義を選ぶ。」と書いています。それを後の世のユダヤ人長老が読んで「私がもしルソーの時代に生きていたら『ルソーさんよ、民約論を書くのはやめて、理想の国日本があるからそこに行ってごらん。』と言ったであろう。」と書いています。
前回の提言で、君民一体の国柄について書きましたが、現在の日本人で、「日本が理想的な国である」と思っている人がどれだけいるでしょうか。戦前の日本人は、一部の左翼を除き、ほぼ全員が日本人としての誇りを持っていました。しかし戦後アメリカの洗脳政策によって「日本は悪い戦争をした。日本の軍人は悪さばかりしていた。」と本気で思うようになりました。WGIP(ウォー・ギルド・インフォメーション・プログラム)がいまだに効いているのです。
次回も民主主義について書きます。菅田拝
~告知~
今年で、宮城ビジョンの会は結成30周年を迎えます。
11月26日(日)に記念講演会及び記念パーティーを開催しますので、宮城ビジョンの会に縁の皆様、是非ご参加頂きますようお願い致します。詳細はこちらのページ。