2023/08/29

奇跡の天皇

 菅田彰人代表提言 第9

 

令和5829


  「昭和2092日は何の日?」と問われて、直ぐに答えられる日本人はどれだけいるでしょうか。

 この日はアメリカの戦艦ミズーリ号上で、日本の全権団が大東亜戦争の降伏文書に調印した日です。

 日本が降伏するにあたり、最大の問題は皇室をいかにして存続させるかでした。アメリカは昭和天皇を裁判にかけて処刑し、当時皇太子だった上皇陛下を皇位につかせるつもりだったのです。(下線部分:弟宮の秩父宮殿下の間違い)

 しかしこの悪巧みは、昭和天皇とマッカーサー会談で粉砕されます。マッカーサーは会談が始まると、昭和天皇に対して「戦争責任を取るのか」と詰め寄ります。それに対し昭和天皇は「全ての責任は私にある。私を絞首刑にしてよろしい。」と答え、国民をどうか飢えさせないで貰いたいと懇願したのです。そして皇室財産を如何様に処分しても構わないとも申し出ました。この言葉を聞いたマッカーサーは感動のあまり天皇陛下にキスしそうになり、「神の如き帝王を見た」と述べております。この御方を裁判にかけたりしたら大変な事態になると瞬時に悟ったのです。

 この会談は外に漏らさない約束でしたが、マッカーサーが側近や重光葵(しげみつ まもる)氏に語っています。またマッカーサー回顧録にも言葉を和らげて書いています。昭和天皇は崩御されるまでこの会談について一切語りませんでした。大戦争に敗れるも王位を保持する事が出来た例は近代になって一例も有りません。故に昭和天皇は「奇跡の天皇」と言われるのです。

 次回もこの続きを書きます。


2023/08/25

宮城ビジョンの会 結成30周年の集い

 平成5年4月29日、誇りある日本を取り戻すために結成した宮城ビジョンの会も、今年で結成30週年を迎えました。お陰様で多くの皆様にご支援とご協力を頂き、当会の目標としてきた憲法改正まであと一歩のところまで来ました。結成30周年を節目として、更に運動を前進させ、皆様と共に憲法改正を実現して誇りある日本を取り戻していきたいと思います。ご縁を頂いた多くの皆様のご参加をお待ちしております。


日時 1126(日)  受付 午後1時30分
 【第1部】記念講演会 午後2時開会~午後3時45分終了
 【第2部】祝賀会  午後4時開会~午後6時終了

会場 仙台ガーデンパレス 宮城野区榴岡四丁目1番5号
   ☎022-299-7177 地図

会費 記念講演会+祝賀会 1万円
   ※ご夫婦での参加、2人で1万5千円
    記念講演会のみ 3千円

申込み方法 お電話、FAX、当サイトの申込みフォームからお願い致します。

記念事業

 ①30周年記念事業として、次の世代に我が会結成の目的と会の使命を伝える為に

 「会歌」を作りました。

  一番・・・会の誕生、志

  二番・・・歴史講演会の意義

  三番・・・憲法改正

  四番・・・会の使命

 ②次世代に日本の神話を語り継ぐ為、世話人有志で「デジタル版古事記紙芝居」を作成致しております。

 


  参加申込みフォーム
 

2023/08/11

第8回 靖国神社の真実

  菅田彰人代表提言 第8

 

令和5810

 靖国神社の真実 

毎年815日大東亜戦争終戦の日に、心ある国会議員の方々が英霊の方々に感謝の誠を捧げる為、靖国神社に参拝します。


この事が中国や韓国そして左翼の日本人達の反感を買います。何故でしょうか?

 

靖国神社には、戊辰戦争で戦死した官軍側の兵士や日清、日露、大東亜戦争等で戦死した軍人、軍属、従軍看護婦の方々が合祀されております。中国と韓国そして左翼の人達が問題にしているのは、歴史観とA級戦犯合祀についてです。「大東亜戦争は侵略戦争で、アジアの国々に多大な被害を与えた。また靖国神社にはA級戦犯が合祀されているから、靖国神社に参拝するのはけしからん。」という訳です。しかしこの議論には既に結論が出ています。

 

日本を侵略国家だと断罪したのは、極東軍事裁判、所謂東京裁判ですが、この裁判はGHQのトップだったマッカーサーの命令によって開廷されました。この国際法を無視した事後法裁判によって、東條英機首相をはじめとする6人の軍人と政治家である廣田広毅の合計7人がA級戦犯として無実の罪で死刑になりました。

 

しかし後にマッカーサーはアメリカの上院の軍事外交合同委員会において、「日本は自存自衛の為開戦を決意した。」という趣旨の証言をしております。また「自分が命令した東京裁判は誤りであった。」とも述べております。ということは、日本は侵略戦争ではなく、自存自衛の為に戦ったという事を敵将が認めたのです。

 

またインドのパール博士は東京裁判の判事をつとめ、A級戦犯被告全員無罪の膨大な個別反対意見書、所謂パール判決書を書きました。しかしその判決文は朗読を許されませんでした。連合国の偽善が暴かれるのを恐れたのでしょう。ちなみに11人の判事のうち国際法に通暁していたのは、法理学と国際法の権威者パール博士だけだったのです。

 

またイギリス法曹界の重鎮ハンキー卿は、パール博士のA級戦犯全員無罪論こそ正論であるとして、「戦犯裁判の錯誤」という著書まで出版しています。

 

A級戦犯とされた7人の方々の死は、後に国会決議(全会一致)によって法務死とされ、戦死と同じ扱いになり、名誉は回復されているのです。B C級戦犯で死刑になった人達も同じく法務死とされ、遺族には遺族年金が支給されております。

 

これらの非業の死を遂げた人達が靖国神社に合祀される時も、法務省は正当な手続きを踏んで合祀したのです。当然ながら昭和天皇も同意されておりました。よって日本には一人も戦犯なる者はいないのです。


また戦後靖国神社はGHQによって破壊され、ドックレース場にされるところでしたが、これに反対したのが上智大学のブルーノビッテル神父でした。戦争で亡くなった人達を祀るのは、国家の義務であり権利であると喝破したのです。(異論もありますが)マッカーサーがこれを理解したからこそ現在も靖国神社は存在しているのです。    菅田拝




2023/08/05

第58回歴史講演会のご案内

 仙台が生んだ”不敗の名将・昭和の聖将”

陸軍大将 今村 均



●仙台市青葉区北山にある伊達家ゆかりの名刹、曹洞宗「輪王寺」。その霊園の一角に仙台が生んだ不敗の名将で、昭和の聖将と称えられた「今村均(いまむら・ひとし)」陸軍大将のお墓がありますが残念ながら多くの仙台市民はその事を知りません。
●昭和17年、今村大将が指揮する日本軍は、インドネシアを三百年以上植民地支配していたオランダ軍を打ち破り、インドネシア独立の礎となりました。又、ラバウルではアメリカ軍の猛攻にも耐えうる地下大要塞と食糧自給に成功し、アメリカ軍の侵攻を最後まで阻止したのです。
●終戦後は不当な軍事裁判にかけられて無実の罪で十年の禁固刑となりますが、刑を終えてからは旧部下とその家族、遺族の生活の支援救助活動に余生の全てを捧げました。「昭和の聖将」とたたえられた今村均大将。仙台が生んだ誇るべき偉人の生涯を学び、次世代に伝えて参りましょう。

下記の要領で歴史講演会を開催致しますので、是非お誘い合わせの上ご参加下さい。

 ■と き 24(日) 午後2時開会~午後4時終了
 ■ところ みやぎ婦人会館(第1研修室) 地図
      仙台市宮城野区榴ヶ岡5番地 みやぎNPOプラザ3階

 ■主 催 宮城ビジョンの会 事務局TEL022(285)3383