2019/05/22

残念な新聞記事

 去る5月3日の憲法記念日に全国各地で憲法改正を訴える活動と、憲法改正に反対する(護憲)活動が開催されました。

 宮城県でも、宮城ビジョンの会、美しい日本の憲法をつくる宮城県民の会共催の街頭活動により、マイク情宣、チラシ配布、署名活動が11時~15時半まで仙台の中心部に於いて開催されました。

 一方、憲法改正に反対派(護憲派)は、様々な組合の動員が掛かった(多くの団体の旗が掲げられているので一目瞭然)講演会の開催後、市内の中心部をデモ行進しました。

 この活動は新聞テレビのマスコミの取材を受け、当日のテレビニュースと翌日の新聞にて紹介されました。




 この二つの記事を見て、率直にどう感じられますか?
 河北新報も、朝日新聞も、字数からいけば改正賛成派と改正反対派とも大体同じ紙面を割いていますが、河北の写真の選び方や、朝日新聞の見出しの文字の大きさに、明らかな印象操作が感じられます。

 河北新報の二つの写真について、いかにも多くの人がデモ行進しているという印象の写真と、たった一人でチラシを差し出してはいるが、受け取らずに立ち去ろうとしている様子の写真です。

 この二つの写真だけを見せられた人はどういう印象を持つでしょうか?

 文字数では差を付けられないけれど、どうにかして改正に反対の人の方が多いという印象を植え付けたいという涙ぐましいまでの努力が伺えます。

 最近の世論調査では、5月14日朝刊で報じられた産経・FNNの合同調査によれば
「国会や各政党は改憲に向けた議論を行うべきだと思うか」との設問に対して、
「思う」76・5%
「思わない」16・0%
という画期的な結果が出ています。

 憲法改正は、主権を持つ国民が、直接その意思を表現できる唯一、かつ最大の機会であると西修先生が仰っています。

 オールドメディアの印象操作に惑わされる事無く、日本の将来について責任を行使したいものです。