2018/05/13

9条改正をめぐる論点~自衛隊明記の意義 元空将織田氏

             

 防大に行くと言ったら日教組の先生方に呼ばれて
「なんで憲法違反の防大なんかに行くのか」と車座になって言葉のリンチを受けた。

 イラクの派遣部隊の壮行会で、隊員達を見送るときに、営門からシュプレコールが聞こえた
「自衛隊は憲法違反だ、イラク派遣反対」
隊員の家族も子供達もいるのに
「こういう異常な状態は本当にもう解消してくれ。我々はこんなに頑張っているのに何なんだ、いい加減にしてくれ」
 これが現場の隊員達の本音です。

 イラク派遣の時、隊員達を現地に送るのに航空会社がチャーター便を出すことになかなか応じてくれなかった。応じてくれた時も「迷彩服はやめてください。私服、あるいは背広で乗ってください」と。
これで隊員の誇りに傷がつかないはずがない
「制服」に胸を張れない国は日本だけです。

 現場の士気を高くし、質の高い人材を入れなければ国の防衛は立ちいかなくなる。そのためには自衛隊に誇りと名誉を、そしてしかるべき社会的地位を与えなけれななりません。
 
 自衛隊が憲法に明記されて違憲の疑いがなくなれば、自衛隊を不当に貶める言動に終止符が打たれるし、安全保障論議も質の高いものになると思います。

    
「日本の息吹」平成30年5月号
『9条改正をめぐる論点~

「自衛隊」明記の意義 元自衛官の立場から』
元空将 織田邦男 より

2018/05/04

憲法改正を訴え る大街頭宣伝活動 ご報告

 5月3日憲法記念日、「美しい日本の憲法をつくる宮城県民の会」と「宮城ビジョンの会」は合同で
「憲法改正を訴える大街頭宣伝活動」
を開催致しました\(^o^)/ 

 生憎の雨予報にも拘わらず天が我々に味方するかのように天候に恵まれました。仙台の中心部3カ所で11時から3時半までの間、街頭演説、署名活動、チラシ配布、ボードアンケートを実施致しました。

 渡辺勝幸宮城県議、吉田良名取市議、渡辺ひろし仙台市議がマイクを持ち憲法改正への思いを熱く語られました。また、名取市から80才の大先輩が駆けつけて下さり、チラシを配布して下さいました!



 
 アンケートを行った感触として、「時代に合わせて憲法を改正する」ことに反対という人は全員がお年寄りです。若者は「それ(憲法改正)は当然でしょう」という反応。

 興味深いことに、「憲法改正に反対」のシールを貼った人に「では、自衛隊を憲法に明記することに賛成?反対?」と聞くと「それは賛成。だって自衛隊は頑張ってるよ。感謝してるもん」と。それって改正に賛成ってことでは?
 誰だって、冷静に考えればそうなるんですよ。




 でも、それでも、何が何でも憲法改正に反対の人は、「憲法改正には反対だから」と投げ捨てるように言って通り過ぎるだけでその後の話は出来ません。それを人は「思考停止状態」と呼ぶのではないでしょうか?

 憲法記念日が、日本の憲法について考えるきっかけになった人が一人でも多くいた事を祈っています。ご賛同、ご支援、ご協力頂いた皆様に心より感謝致しております。