石破総理を𠮟る
令和7年4月15日
「日本国の総理大臣を叱るとは貴様何様のつもりか」と私が叱られそうですが、読者の方々にご納得頂ける理由を以下に述べます。
2008年1月に石破さんの歴史観が中国共産党系の新聞「世界新報」に掲載されました。それは「日本は侵略戦争をした」と言うものです。今は亡き碩学、渡部昇一先生はそれを読んだとき「世界新報が少し脚色して書いたのだろう」と思ったそうで、確認の為に石破さんに質問状を送ったところ、返事には記事と同様の趣旨が書かれていたそうです。そして渡部昇一先生は月刊誌WILLに「石破防衛大臣の国賊行為を叱る」という批判記事を掲載し、その後も一貫して「石破さんだけは絶対に総理にしてはならない」と怒りを込めて語っておられたのが忘れられません。
実は不肖私もテレビで石破さんが「日本は侵略戦争をした」と言った場面を見た事があります。司会の芸人さんが「自衛戦争だったのでは」と言うと、それを否定して「いや侵略戦争だった」と再度言ったのです。私は怒り心頭に発するのを抑える事が出来ませんでした。
宮城ビジョンの会は年2回歴史講演会を開催し、30年にわたり岡田幹彦先生から歴史を学んできたお陰で、「日本ほど素晴らしい国はない」と確信するようになりました。
誇るべき日本の歴史について、少し例を挙げましょう。
一、日本は第一次世界大戦後のパリ講和会議で、「人種平等」を提案し、賛成多数を得たが、米国のウィルソン大統領に「全員一致でない」として否決される。
一、大東亜戦争中、日本が占領した東南アジアの国々に対して戦後、独立国として自立出来るよう現地の人々に軍事訓練をしたり、官僚養成の為の教育を施した。
一、インドネシアに駐留していた日本兵2000人は、終戦後日本に帰らず、インドネシア独立の為にイギリス軍やオランダ軍と戦い、1000人の日本兵が戦死。ベトナムでも日本兵700人が残りフランス軍と戦って独立を支援した。
一、インドネシア政府とミャンマー政府は、独立を支援して特に功績のあった日本人に対して、国家最高の勲章を授与した。
等々、枚挙に暇がありません。アジアを侵略目的のみで占領したのなら各国は日本人に対して勲章を授与するでしょうか?石破総理はこれら日本の歴史の光の部分を全く知らないのでしょう。
石破総理は経済財政政策においても財務省の言いなりで、日本国民の貧困化に何ら有効な手を打っていませんし、能登半島の復興も遅々として進みません。私は石破総理には、即刻退陣して貰いたいと願っております。 菅田拝
補足説明
インドネシア:ナラリヤ勲章(独立名誉勲章)
ミャンマー:アウンサンタゴン勲章(アウンサンの旗)。アウンサン将軍は日本軍から軍事訓練を受けた人物で、アウンサンスーチーさんの父親です。
■岡田幹彦先生の著書紹介
歴史講演会の教科書とも言える先生の渾身の伝記シリーズ