2015/11/22

吉田 良さんを紹介します



吉田 良 39才

 よしだ   りょう



名取市において頑張っているこの若者を

「宮城ビジョンの会は」応援しています。

                  
  詳細は彼の公式ホームページを是非ご覧下さい。


「名取市を良くする若き力と発想力!」

      名取市の成長発展のために様々な提案しています。


 吉田良氏は、「誠実」を絵に描いたような若者です。

大音量のマイクを使わず、毎日名取駅前で市民の皆様にご挨拶、そして彼が描く名取市のビジョンを訴えさせて頂いております。

名取市内で積極的にミニ集会を開催しています。



  





  ※名取市にお知り合いがいらっしゃる方、是非彼を紹介して下さい。

   ご希望があれば、本人が馳せ参じ、お話をさせて頂きます!


※連絡先 電話 090-3368-1771

       FAX 022-774-1771 

 ツイッター      @ryoyoshida1771 
        

2015/11/10

第43回歴史講演会開催報告

謹啓  

 向寒の候、皆様には益々ご清祥のこととお慶び申し上げます。  
  
 さて、先日の「第四十三回歴史講演会」では大変お世話になり誠にありがとうございました。今年は戦後70年に当たることから「大東亜戦争とアジアの独立」をテーマに講演会を開催しましたところ、初参加者27名を含む99名の方が参加して下さいました。高校生もいたのには驚きました。

 戦後の東京裁判に基づく侵略戦争史観や自虐史観ではなく、大東亜戦争の正しい歴史を知りたいと思われている方が多数いらっしゃるのだと思わされました。

 岡田幹彦先生によると大東亜戦争が何故起こったのかを知るためには、歴史を①多面的②長期的③大局的に観ないと判断できないとのことでした。

 今回の岡田先生のお話は戦後七十年の歴史認識を覆す重要な内容でした。それは大東亜戦争に関する日本側の文献ではなく、米英側から発表された最新の研究書や学術書(二十五冊:下記「参考文献」参照)を読破した結果辿り着いた結論であり、日米戦争の真の要因と言えるものでした。 

 それら米英側の文献によると、大東亜戦争は日本側から仕掛けたものなどでは決してなく、アメリカによって仕組まれた対日戦争計画(オレンジ計画)の実行であり、その根源にはアメリカ人による日本民族に対する抜きがたき人種偏見があり、日本民族“人間以下・非人間・害獣”であり、できることならこの地上から根絶・絶滅したかったというのがアメリカ指導層始めアメリカ人大半の本音だったということです。

 それが日本本土への無差別爆撃(約100 万人死亡)や原爆投下(約34 万人死亡)という、恐るべき戦争犯罪として実行されたのです。しかし、アメリカはその戦争犯罪を隠蔽するために、東京裁判で大東亜戦争を侵略戦争とし日本を軍国主義国家に仕立て上げ、連合国を軍国主義に対する民主主義の解放国のように刷り込んだいわゆるWGIP(ウォー・ギルト・インフォメーション・プログラム)、戦争犯罪洗脳工作を実践したのです。

 しかし、今やそのアメリカ側から『「太平洋戦争」アメリカに嵌められた日本』マックス・フォン・シュラー著や、ケント・ギルバートさんが書いた『まだGHQの洗脳に縛られている日本人』などの一般書籍も次々と発売されており、戦後70年にしてアメリカ側の対日戦争工作が一般にも明らかにされつつあるとのことでした。 

 その意味では、今回の講演会を通して一人でも多くの宮城県民に最新の大東亜戦争史の研究をお伝えできたことは大変意義あることであり、今後は学校教育においても70年前の東京裁判による旧態依然の歴史観ではなく、最新の研究による歴史教育がなされることを切に念願する次第です。

参考文献
1.『人種偏見』(ジョン・ダワー/ TBS ブリタニカ、後に改題『容赦なき戦争』平凡社)
2.『太平洋戦争とは何だったのか』(クリストファー・ソーン/草思社)
3.『満州事変とは何だったのか(上下)』(同前)
4.『米英にとっての太平洋戦争』(同前)
5.『アメリカはなぜ原爆を投下したのか』(ロナルド・タカキ/草思社)
6.『オレンジ計画』(エドワード・ミラー/新潮社)
7.『国家と人種偏見』(ポール・ゴードン・ローレン/ TBS ブリタニカ)
8.『日本壊滅』(トーマス・アレン、ノーマン・ポーマー/光人社)
9.『アメリカの日本空襲にモラルはあったか』(ロナルド・シャイファ/草思社)
10.『第二次大戦に勝者なし(上下)』(アルバート・ウエデマイヤー/講談社)
11.『真珠湾-日米開戦の真相とルーズベルトの責任』(ジョージ・モーゲンスターン/錦正社)
12.『黄禍論とは何か』(ハインツ・ゴルヴィツァー/草思社)
13.『真珠湾の真実-ルーズベルト欺瞞の日々』(ロバート・スティネット/文藝春秋)
14.『暗黒大陸中国の真実』(ラルフ・タウンゼント/芙蓉書房出版)
15.『アメリカはアジアに介入するな』(同前)
16.『アメリカの鏡・日本』(ヘレン・ミアーズ/角川学芸」出版)
17.『「幻」の日本爆撃計画』(アラン・アームストロング/日本経済新聞社)
18.『主力艦隊シンガポールへ』(ラッセル・グレンフェル/錦正社)
19.『「太平洋戦争」は無謀な戦争だったのか』(ジェームズ・ウッド/ WAC)
20.『日本経済を殲滅せよ』(エドワード・ミラー/新潮社)
21.『ルーズベルトの責任-日米戦争はなぜ始まったか(上下)』(チャールズ・ビアード/藤原書店)
22.『日米開戦の人種的側面アメリカの反省1944』(カレイ・マックウイリアムス/草思社)
23.『アメリカはいかにして日本を追い詰めたか』(ジェフリー・レコード/草思社)
24.『連合国戦勝史観の虚妄』(ヘンリー・ストークス/祥伝社)
25.『ルーズベルトの開戦責任』(ハミルトン・フィッシュ/草思社)


宮城ビジョンの会 代表世話人 菅田彰人






日本政策研究センター主任研究員岡田幹彦先生による講演
宮城ビジョンの会菅田彰人代表による挨拶
宮城ビジョンの会副代表高橋宏氏による挨拶
耕志塾第一期生 石巻市議会議員阿部利基氏による耕志塾修了の挨拶


2015/10/15

TPP交渉、大筋合意で決着の意義について



 さて、参加十二ヶ国の国益を賭けたTPP交渉は大筋合意で決着しました。
 
 わが国は当初から米などの農産品五品目を聖域として妥協を許されない交渉を進めてきましたが、結果的には譲歩せざるを得ない品目もあり政府は早くも来年の参議院選挙を見据えた対応が迫られています。

 しかし、そのときに政府が説明すべきことは、安全保障関連法案の時と同じく、目の前にある「中国の脅威」です。産経の湯浅博特派員は「各国の利害が対立したまま暗礁に乗り上げれば、貿易ルールは『現状変更勢力』である中国の主導によって、恣意的で腕力がすべての過酷な世界に陥る可能性があった。」とその危険性を指摘しています。

 日本がインドネシア新幹線の発注で何故中国に負けたのか。中国側が数千億円の事業費を丸抱えで受注したからです。常識ではあり得ないことです。湯浅記者はそれを中国の「腕力経済」と称しています。

 南シナ海で行われている強引な人工島の埋立と同じく、国際法や制度、ルールを全く無視した手法と言うことです。軍事はもちろん経済においても法やルールを全く無視する「現状変更勢力」中国に対して、例え各国が満額回答の結論に達しなくても、大筋合意できたことは実に大きな成果であったと言えるのです。

 TPPは経済の安全保障である。その点も忘れずに説明してもらいたいと念願する次第です。

宮城ビジョンの会 代表世話人
菅田彰人




参考:産経新聞 湯浅博の世界読解「南シナ海に『天使はいない』TPPで中国の『豪腕経済』を抑制できる






2015/10/05




村山談話20年目の真実


~戦後談話と次世代への展望~









★注目された安倍首相の「戦後70年談話」であるが、ここ20年に至る歴代政権下に於いて、
アジアへの日本の「侵略と植民地支配」を認め、謝罪をすることが引き継がれてきた元凶が
「村山談話」である。


★社会党首班の「自社さ」連立政権下で村山富市首相が秘密裏に画策し、事前の根回しも無く閣議決定に至った事が当時の閣僚への検証取材で明らかとなった。
 中国、韓国への土下座外交の要因となる『村山談話』の闇を和田政宗議員が明らかにする!



和田政宗議員出版記念講演会



□日時  10月25日(日)  13:00~15:00

□会場  ふぐ・豆腐・おこぜ「おの家」 大広間     

□講演会会費  無料

 
◆懇親会  16:00~   会費 5,000円  要予約
 懇親会の場所は「おの家」
 青葉区国分町3-6-12(佐正第2ビル2階)


◆主催  和田政宗交流会  杜人の会

◆懇親会予約先・お問合せ先  090-4049-5829(及川)
                                         

◆協賛 宮城ビジョンの会


  










2015/09/11

安保法制に対する最近の動向に思う


     平成27年9月吉日




 
 初秋の候、貴方様には益々ご清祥のこととお慶び申し上げます。

 さて、安保関連法案の審議が大詰めを迎える中、国会の外では安保関連法案阻止を目指す反対派の動きが活発化しています。八月三十日には国会前で抗議集会を開催。主催者発表で十二万人(警察発表三万人)が結集、国会を取り囲み「戦争法案反対!」「憲法9条守れ!」と気勢を揚げました。

  画像を見るとまるで五十五年前の六十年安保闘争を彷彿させるような光景です。あの時も「米国の戦争に巻き込まれる」「安保反対」を叫び十三万人(警察発表)がデモ活動に参加しました。しかし、安保改定で日本が米国の戦争に巻き込まれることはありませんでした。しかも当時全学連中央執行委員だった西部邁氏などは、「安保反対と言って騒いでいた中に安保条約の中身を読んで反対していた人間はろくにいなかった」と公言しています。今回の状況も全く同じであり、野党、マスコミ、左翼護憲勢力のレッテル貼りによって洗脳された一部国民が、安保関連法案の中身をろくに調べず、「戦争法案・憲法違反」などの言葉に踊らされて反対しています。

 しかし問題なのは、この何もわからない国民が彼らのレッテル貼りを真に受け、安保法案=戦争法案、安倍政権=強権政権とのイメージが創られることです。安全保障関連法案は今国会で成立するにしても、その後の憲法改正の実現については更に厳しい戦いが予想されます。何よりも国民投票が必要となる憲法改正については、更に幅広い国民の理解が必要となってきます。その意味で、戦後憲法体制の中で平和ボケした国民意識を如何にして覚醒していくのか、来年の参議院選挙に勝利するためには如何なる運動を進めていけば良いのか等、課題は山積しています。しかしチャンスは今しかありません。安倍政権のこの時に憲法改正を実現し誇りある日本を取り戻すことができるのか。この二年間こそが天下分け目の決戦と言えます。

    
                                   
   平成二十七年九月吉日
                                                      宮城ビジョンの会

                                                        代表世話人 菅田彰人




   

安倍首相談話に思う


         





 初秋の候、貴方様には益々ご清祥のこととお慶び申し上げます。

 さて、安倍総理による終戦七十年談話は、村山談話を踏襲しつつも村山談話を書き換えて、これまでの謝罪に終止符を宣言する画期的な談話となりました。七十年談話は早くからその内容が注目され、マスコミや野党、中韓両国も村山談話の踏襲を繰り返し主張していました。

 マスコミなどは、村山談話に入っている「侵略」「植民地支配」「反省」「お詫び」の四つの言葉をキーワードとして指定するなど、お前達は一体何様のつもりかと思うような評価基準まで作り、万一この言葉が入ってなければ安倍総理の足を引っ張るつもりで虎視眈々と待ち構えていたのです。

 しかしご承知のとおり、八月十四日、安倍総理は全国国民が注視する中、原稿を棒読みすることなく、三千四百二十三字の談話を堂々と発表しました。その中には、「侵略」「植民地支配」「反省」「お詫び」の四つのキーワードが入りましたが、内容は村山談話のような大東亜戦争を侵略戦争と断定して謝罪するものではなく、歴代内閣が表明した気持ちを引き継ぐとしつつも、日露戦争が植民地支配にあったアジア、アフリカの人々を勇気づけたこと、戦後の日本はアジアの人々が歩んできた苦難の歴史を胸に刻みつつ一貫して平和と繁栄に貢献してきたこと、そして、旧敵国として戦った米国、英国、オーストラリア、欧州各国の善意に支えられて復興が遂げられたことに感謝し、更に「私たちの子や孫に、謝罪を続ける宿命を背負わせてはなりません」と、今回で謝罪に終止符を打つことも忘れませんでした。

 今回の談話に物足りなさを感じていらっしゃる方もいるかもしれませんが、もし四つのキーワードを入れて無ければ、朝日を始めとする偏向マスコミは反安倍キャンペーンを展開していただろうし、中国韓国、米国からも「謝罪」と「反省」を求める抗議が起こり、安倍政権が窮地に立たされ安保関連法案の審議にも影響を与えていたことは想像に難くありません。

 事実、今回の談話に対して米国を始めとする国々は談話を歓迎し、インドネシア、オーストラリアも高く評価しました。中国や韓国は「物足りない部分が少なくない(朴槿恵大統領)」としつつも抑制的な反応に止まっています。一番ダメージを受けたのは朝日新聞で、翌日の社説に「この談話は出す必要がなかった。いや、出すべきではなかった。改めて強くそう思う。」と、ショックを隠しませんでした。つまり、反日勢力に付け入る隙を与えず、且つ村山談話とは一線を画する内容にし、更には謝罪外交に終止符を打つ宣言を盛り込んだのが今回の「安倍談話」であったと言えます。

 とは言え、本来ならば終戦七十年の総理大臣談話は、わが国存亡の危機に際し身を賭して敵国と戦い、尊い生命を祖国に捧げられた幾百万の御英霊に対する感謝と哀悼の言葉でなければなりません。もちろん安倍総理もその事を誰よりも痛切に感じ、そうしたいと願ったに違いありません。
その意味では、十年後の終戦八十年には日本の総理が御英霊に対し堂々と感謝と哀悼の誠を捧げる、そんな日本にしていきたいと念願する次第です。

 そのためにも、一人でも多くの国民に大東亜戦争=侵略戦争という誤った東京裁判史観から脱却し、欧米植民地支配から有色民族を解放し、人種差別に終止符を打った大東亜戦争の世界史的意義を理解してもらうために、来る十一月三日(火・祝)「第四十三回歴史講演会」を開催致します。
 末筆ながら、貴方様の益々のご健勝とご活躍をお祈り申し上げます。
                                   敬具
    平成二十七年九月吉日
                                           宮城ビジョンの会
                                                        代表世話人 菅田彰人

宮城県教育委員会教科書採択に思う


  



謹啓 

 実りの秋を迎え、貴方様には益々ご清祥のこととお慶び申し上げます。

 さて、八月二十日、宮城県教育委員会は来年度から使用する中学校歴史教科書に、「育鵬社」の教科書を採択しました。来年度から県立の中高一貫校である仙台二華中と古川黎明中の二校で使用するもので、高橋仁教育長は採択理由を「自国に誇りを持てる内容に加え、多くの歴史的人物が取り上げられている」ことを挙げました。

 今回県教委は、歴史、公民については学習指導要領に基づき、テーマ別に各教科書会社の記載内容や分量を比較対照した「別冊資料」を作成し、歴史上の人物数では育鵬社が一番多かったことも採択理由となりました。県教委が選定資料を作成したことは教科書採択に透明性を与える画期的な取り組みと言えます。

 これは「つくる会宮城県支部」が、各社の教科書を点数化した選定資料の作成を求める請願を県議会に提出し、県議会で請願を採択したことが最大の理由であり、つくる会、県議会の努力の成果だと言えます。

 問題は市町村教委です。県教委は今回の選定資料を各市町村教委にも配付し説明をしています。今年度から市町村教委にも努力義務とは言え教科書採択の理由公表が求められるからです。

 にも関わらず、県内八採択地区では今回も歴史は仙台市が帝国書院、他地区は東京書籍。公民は全て東京書籍でした。何故「帝国」や「東書」なのか。八採択地区の市町村教委は当然説明責任を果たすべきだとわれわれは考えます。


                           宮城ビジョンの会
                                                        代表世話人 菅田彰人